アジャイルソフトウェア開発
備忘録■他の開発手法との比較
<--アジャイル--> <--反復型開発--> <--ウォーターフォール--> <------|----------------|----------------------|-------> 適応的開発 計画重視
・アジャイル開発手法においては、開発対象を多数の小さな機能に分割し、1つの反復 (イテレーション) で1機能を開発する(⇒反復型開発)。
・アジャイル開発手法では、各反復が終了するごとに、機能追加された新しいソフトウェア (ビルド) をリリースすることを目指す。
・アジャイル開発では、たくさんの文書を書くことよりも、プロジェクト関係者間で必要な時に即座に直接顔を合わせて意思疎通を行うべきであることを強調する。
・アジャイル開発手法では、実際に動くソフトウェアこそが最重要なプロジェクト進行尺度であることを、強調する。
・アジャイルソフトウェア開発は、10人以下の小規模なチームが1か所で作業を行うプロジェクトの場合に有効であると、説明されることが多い。
ウェブサービスやアプリを成功に導く、アジャイル開発
http://www.members.co.jp/services/agile_development.html
「アジャイル開発」とはソフトウェア開発手法の一つですが、変化に強いことが大きな特徴で、立ち上げたサービスを仮説検証しながらヒットするサービスに成長させていくことに最も適した手法と言われています。
アジャイル開発とよく比較に出される開発手法として、「ウォーターフォール」が取り上げられます。
ウォーターフォールでは、「要件定義」「設計」「実装」「テスト」といった形にシステムの開発工程を分断して、各工程で後工程のインプットとなる成果物を作成します。例えば、設計であれば「システムの仕様書」「画面設計書」といったものです。
原則として順序を飛び越えて先に進んだり、工程が後戻りすることはありません。滝の流れのように工程から工程へ流れる様子を例えて「ウォーターフォール」と言われています。
ウェブ制作ではよく使われている開発手法で、馴染みのある方が多いのではないでしょうか。それに対して、アジャイル開発は、変化にすばやく適応することに主眼を置き、動くソフトウェアを重視してどんどん開発を行います。
また、作ることを重視したチームでデザイナーやエンジニアが一体となってプロダクトを作っていくことも特徴の一つです。
アジャイル開発の特徴
- 変化を受け入れる、変化に強い
- 動くソフトウェアを重要視、ドキュメント最小限
- 開発中心のチーム編成
アジャイル開発に向いている案件
- ウェブサービス
- コミュニティ
- スマートフォンアプリ(特にCRMを目的としたもの)
など継続的運用が必要かつ不確実性が高いソフトウェア
アジャイルソフトウェア開発宣言
http://agilemanifesto.org/iso/ja/